ブルージャイアント
6時間ぐらいでブルージャイアントを10巻一気読みをした
そのせいか今、内容を思い出そうとしても細部までは怪しい
ただ、読んでいる間、目頭が熱くなるシーンが多々あったのは覚えている
基本的に一生懸命な人を見るとすぐ感情移入してしまうタイプだ
特にブルージャイアントのみたいな、出てくる人達が基本的にいい人ばっかりなストーリーは弱い
例えば、バクマン、ブラックジャックによろしく、みたいな漫画
あと他にもあったような気がするけど忘れてしまった
読んだ本、漫画、見た映画、すぐに忘れてしまう
タイトルを言われれば思い出す
でも、タイトルだけだといまいち登場人物の名前だったりストーリーの細部は思い出せない。集中してみていないのが原因だってのは分かっている
ブルージャイアント読んでて、連想したのが、のだめカンタービレ
同じ音楽漫画ってだけかも知れないけど
ブルージャイアント読もうって思ったのは
友達に漫画読めない奴がいるんだけど、ていうのも絵と文章同時に読むのが苦手らしい
その彼がなぜか読めて、絶賛していたのが一つ
あと、毎週楽しみのサンドリで有吉も絶賛していたからだ
有吉信者になりつつある身としては読まずにはいられない
ブルージャイアントの魅力を人に伝えるとしたらなんだろう
ストーリーはすごくシンプルで王道
あまり目新しさはないかもしれない
でもその分多くの人がはまるのだとは思う
読者は大が将来、世界的なプレイヤーになることを知っているから、
大みたいに毎日血がにじむような努力を続けられて、素直に多くの事を吸収できる人間こそ成長するんだと改めて認識できる
その意味で単行本ラストの役割は大きいし、個人的にはすごく好き
大の魅力、才能に出会う人たちが惹かれていく様子、時には絶望するする様子が読んでいてスカッとするのかもしれない
ジャズの知識、うんちく、音楽理論の説明は思ったよりも少なく、人間関係の描写が多いから、そのあたりも高評価ポイントかもしれない
大がこれからどんな人と会って、それが彼にどんな影響を与えるのか
楽しみでまるで親にでもなったかのような気持ちでどんどんページをめくってしまった