将来の事は考えるだけ無駄
夢の中のおれは高校生なのか大学生なのか仕事をしているのか分からないが
おれはとにかく母に車で送迎されていた
母の車はおれが知っているヴィッツではなかった
ノアとハイエースの中間のような車だった
図書館みたいなところで勉強するらしい
夜だった たぶん時間は21時ぐらい
実家の方から街に向かって車は飛ばしていた
夢の中のその道はおれが実際に知っている道と少し違った
SFチックなオフィスビルがあった
夜中なのに灯りが付いていて、「この会社いつも残業しているな」とおれはぼんやり思った
夢の中のおれはその建物に入った事があるらしい
しばらく車をはしらせると
母は急ブレーキを踏んだ
道の真ん中で明かに正気ではない男が正気ではない動きをしていた
男を避けて車を走らせる
しばらくすると
道の真ん中で異国風の子供が三輪車で走っている
スピードは40km/時ぐらいだった
母は車で轢きそうになってしまう
アジア系のおばさんが道の真ん中で果物と野菜を広げてマーケットのようなものが行なわれている
アジア系のおばあちゃんが道の真ん中で寝ている
どこかの国の人が移住してきたのだろうと思う
実家の近くは最近外国人がどんどん増えているから
先に進めないので一度家に帰る
おれはいつのまにか車の中で眠っていた
家に着くとそのまま2階にある自分の部屋にもどった
ベッドで眠りかけていた
すると玄関の方から母の悲鳴が聞こえた
先程の正気ではない男の姿が玄関の扉のすりガラス越しに見えた
正気ではない男が家までついてきてしまったのだ
俺はなんとか起きなきゃと必死で目を覚まそうとする
そこで目醒める
目が覚めた 文字通り
漠然とした不安を集めたような夢だった
不安は集めたところで変わりなく漠然としたままではある
貯金はろくにない
毎月給料が入ってきた分だけ使ってしまう
2年間働いたがこれといってスキルもない
自分で稼ぐ手段はない
会社の世話になるほかない
もし何か緊急の出費がでたら親に頼るしかないのか?
いつになったら完全に自立できるのか
本来考えなくても良いことを考えてしまう