自殺する前に見てほしい

自殺防止ブログ 一歩踏みとどまろう

犯罪の匂いを感じた

いつか刺されるかもしれない

 

昔の同級生で友達が僕を含めて3,4人しかいないやつがいる

彼とは別々の大学に進学したため、現在は半年に一度程度しか会わない

 

会うたびに彼は変わっていくように思える

もちろん僕が変わっているのかもしれないのだけれども

 

彼は大学内に友達と呼べる人はいない

アルバイトもしておらず、現在は大学の講義もほとんどないため、社会的に孤立している

 

彼が見ている世界はどんな世界なんだろうか

 

彼の話はおもしろくない

というのも楽しくないわけではない、話の節々から言葉選びのセンスや、言い回しの楽しさは感じる

 

面白くないというのも、彼が選ぶ話題は、中学、高校時代の思い出

テレビやインターネットの中で感じた事、芸能ゴシップ

あらゆる不満、どんな女を抱きたいか、女について語る

 

そこに、彼の現在のリアルの話はない

 

本当に狭い見地からの偏見ばかり

どっかで聞いたことあるような話ばかりだ

 

 

家にこもったまま、画面から見た世界と昔の思い出に浸って

コンビニの弁当を食べて寝るだけの生活

 

彼が外に出ない理由は、彼が自信の顔にコンプレックスを抱きすぎているせいだ

 

僕から見ても、他の人から見てもそこまでひどくはないのに

 

彼の世界には敵ばかりで、その被害妄想は彼の部屋の中でどんどん膨らむ

 

女性と会うだけで、その女性は自分に対して嫌悪感を抱くのではと不安になり、何も話せなくなる。そして彼はその女性を憎む

 

自分より偏差値で言えば、レベルの高い大学に進学し、友人に囲まれ、交際している人がいる友人を憎む。その友人は彼に対して何も感情を持っていないのに

 

ネット上で自分の都合のいい情報だけをチョイスして、この世はなんて不平等な社会なんだと嘆く

リアルで誰とも触れ合わないからますますこじらせていく

 

彼の世界は一人でどんどん大きくなっていく

その被害妄想が限界になった時、あらゆる憎しみがあふれ出してしまったら、

その時、彼は誰かを刺してしまうのではないか

 

その相手は僕かもしれない

 

僕はこれから働き始めて、結婚し、子供を設けるかもしれない

 

十数年後にそんな僕の姿を見たら、その時に彼はまだ自分の殻に籠ったままだとしたら、彼は僕を刺すかもしれない

昔あんなに仲良くしていたのに、勝手に自分だけ世間が言う幸せの暮らし実現させやがってと

 

 

僕はこれから彼とどう付き合っていけばいいのだろうか

 

ただの友達ではなくなってしまった

なんで彼と付き合っているのか

 

彼があんまりひどくならないように自分がカウンセラーにならなければ、彼は壊れてしまうのではないかという義務感の方が強いかもしれない

 

 

僕はこれから彼とどう付き合っていけばいいのだろうか

 

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ベロニカは死ぬことにした

 

ベロニカは若くて、かわいくて、自分が望む仕事についていて、男にも困っていなかったにも関わらず自殺を図る。

大量の睡眠薬を飲んだが、隣人に発見され、治療受け回復し、自殺は失敗する。

結果、彼女の心臓はダメージを負ってしまい、長くは生きられないことを宣告される。

彼女は残り少ない命の中で生きることについて精神病院の中で再び考え始めた。

 

 

 

今の自分も満たされた暮らしをしているが、将来に希望を見いだせず。いつかやってくる死の時まで何を目標に生きていけばいいのか分からない。

周りの大学生を見ていても、なんとなく大学に進学し、周りがそうだからと、就職活動をし、この売り手市場の中で比較的簡単に自分の納得のいく企業から内定をもらっている。

 

今の学生(昔もそうだったかもしれないけど)は満たされた生活の中で、いつかベロニカのように目的を見失い自殺を図りかねないと僕は思う(少なくとも自分はそう)

 

これからの人生を考えた時にこれ以上良くなる展望が見えない時に、人は自殺をするのだと何かで読んだ。

僕は今のところ今後の人生が良くなる見込みはない。

大学では気が合う友達が数人はいるし、週に一度は集まり、しこたまお酒を飲み、

どうでもいい事でげらげら笑う。

昼過ぎまで眠り、好きな映画を見て、適当にバイトをして、時々旅行に行く。

好きな時に好きなように行動する。

 

だらけた日々に味をしめてしまった。

こんな生活が許される、大学生という身分。来年以降の自分はどうなっているのか。

今後の人生でこれ以上素晴らしい時間を過ごせるのかなと感じる。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ生きるのか

 

今のところは、残された人に迷惑がかかるから

これ以外に理由がない。

 

 

両親は僕がすべてだから、僕が死んでしまったら彼らも死んでしまうだろう。

これが目に見えてる以上とりあえずは親が望むように生きようと思う。

 

他にも生きる目的があるとは思う。

それがなんなのか、考えながら残りの大学生活を送る。